事例紹介

こちらでは、当社が実際に支援してきた事例の一部をご紹介します。
「売上が伸びない」「資金繰りが厳しい」といった課題に対し、
収益性と財務の両面から丁寧に向き合い、
課題整理から解決策の立案、実行支援まで一貫して伴走してきました。
同じようなお悩みを抱える皆さまのヒントになれば幸いです。

Case01

経営改善計画策定と金融調整で
支援開始年から黒字化を実現。

業種

電気工事業

主な活動拠点

兵庫県

従業員規模

6~10名

売上規模

1~3億円

当社にご相談いただいた時の状況

コロナ禍の前後で、主任技術者の退職や元請の懇意にしていた営業の転勤などが重なり、公共工事・民間工事共に大幅に減少し売上が大きく落ち込んでいました。

結果として年商を軽く超える債務超過状態に陥っていたのです。業績が回復しない状態でゼロゼロ融資の返済が始まったので、資金繰りの手当てと業績回復に向けた抜本対策が求められる状態でした。

当社が施した対策

顧問税理士からのお声掛けで405事業を活用した経営改善計画策定と金融調整のお手伝いをしました。
また、施策実行のための伴走支援にも入っています。

金融調整

返済条件の変更(リスケ)と借入金返済が長期化する部分の資本制劣後ローン化(DDS)を実施し、財務体質を健全化しました。

営業面

主任技術者の採用とマーケティング及び営業施策の見直しを行った上で、新規案件の開拓を支援しました。
支援開始年から黒字化し、順調に経営改善が進んでいます。

Case02

経営改善計画書を策定と営業面の再整備で
キャッシュフローを大きく改善。

業種

建築工事業

主な活動拠点

大阪府

従業員規模

16~29名

売上規模

5~10億円

当社にご相談いただいた時の状況

社長が大きな投資をして始めた新規事業が上手くいかず、メインの建築工事で稼いだ利益を圧迫していました。
そのようなタイミングでコロナ禍に突入し、会社全体で過去最大級の大きな赤字を出してしまったのです。
資金繰りの手当てが急務となっていました。

当社が施した対策

金融調整

(405事業を使って)経営改善計画書を策定し、金融機関からの借入金の返済条件の見直し(リスケジュール)をお願いしました。

営業面

不採算事業を切り離し、人員の配置転換も含め営業体制を再整備しました。オペレーションを刷新して既存顧客との取引深耕に力を入れました。
また、徹底した外注管理で原価を低減すると共に、管理会計の導入で業績を見える化しました。
これらの施策でキャッシュフローが大きく改善し、返済正常化を果たすことができました。

Case03

経営改善計画書の策定と従業員の意識改革を実施。
1年で返済条件正常化を実現。

業種

土木工事業

主な活動拠点

京都府

従業員規模

6~10名

売上規模

1~3億円

当社にご相談いただいた時の状況

コロナ禍以前に工事用の建機などに大きな投資をしましたが、稼働率が上がらずリース料の支払いが資金繰りを圧迫していました。
そして、手持ち資金に余裕がない中で取引事故が重なり経営が困窮してしまったのです。

当社が施した対策

金融調整

(405事業を使って)経営改善計画書を策定し、金融機関に借入金の返済条件の見直し(リスケジュール)をお願いしました。

営業面

配置転換とトレーニングによって技術営業人員を拡充し、現場人材の不足は外注でフォローするなどの社内オペレーションの刷新を行いました。
これにより入札の落札件数が増えていきました。
個別原価計算と発注フローを見直し、従業員の原価に対する意識が上がった結果、利益率も改善しました。
そして1年で返済条件正常化を果たすことができました。